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[palm-unix-j:00058] Re: J-Pilot v0.96 released
田中です。
最近WokdPadc3を買ったばかりです。
> そういえば、--with-japanese パッチの動機付けとなった、
> もともとの(--with-japanese しない) J-Pilot を使って Linux 上で
> locale に ja_JP.sjis を設定しても日本語が正しく表示されない。
> Solaris では正しく表示される(らしい)。
> のはなぜなんでしょうか。(locale をよくわかっていない私...
> やっぱりきちんと対応するのは私には無理そう。)
Solarisのi18nはかなり真面目です。
/usr/lib/locale, /usr/lib/localedefの下を眺めれば、
その真面目さ加減が分かります。
同じframeworkで、UTF-8やShift_JISもsupportしています。
# packageになっているので、installによって入ってないことがあります。
ところで、Linuxは、
http://www.debian.or.jp/Packages/stable/libs/wcsmbs-locale.html.en
によって、ようやくまともにワイド文字列、
多バイト文字列の扱いが出来るようになったので、
# adhocなEUCのhandlingが可能なapplicationが沢山ありましたが。
wcsbms-localeと共にlibc6を使うか、wcsmbsがmergeされたglibcを使えば、
何の問題もなくShift_JISも使えるようになります。
# glibc-2.1.2のShift_JIS対応がちゃんとしているかどうかは知りません。
# 一応mergeされてはいるみたいです。glibc-2.1.2/iconvdata/sjis.cなど。
上記の環境を各distributionで選択できるかどうか調べてみてください。
i18n指向なDebianはもちろん大丈夫です。
systemの都合の話は以上のような事になると思います。
なお、i18nを進めるにあたって、お勧めの本は、
国際化プログラミング I18Nハンドブック, 共立出版
です。(一万円もします...)
田中聡
TANAKA Satoshi
tanaka@twcu.ac.jp