2003.07.30〜08.03 北海道遠征ミッションその2
翌朝、予定通り7時起床。ホテルのチェックアウトを済ませ、駅前にある西友のセゾンATMで現金引き下ろしに…。銀行のカードは対応してないようで結局降ろせず。仕方がないのでそのまま電車に乗り込み。2〜30分ほどして目的地の芦別に到着。ここからタクシーに乗って引き取り場所に向かいました。乗ったタクシーは女性ドライバーで丁寧だったんですが…。フロントガラス割れてました。あの割れ具合だと交換しかないかも。中古を探してるとか言ってましたっけ。ヒビはどんどん大きくなって我が子の成長を見てるとか(ぉ。
一直線!!っていゆか何もないぞ〜
芦別の駅ホーム。のどかです
10分ぐらいで引き取り場所に到着。いつも見慣れた車がそこには鎮座していました。黄色いカブリオレです。この方、現在は黄色のビートに乗っています。それで早速エンジン、内装、足回りなど見ました。ドアは両方ともお約束のクラックが入ってましたが、それ以外は特に目立つ錆とかはありませんでした。で、前オーナーの話では異音がするのでディーラに見てもらったらオルタネータのベアリングががたついてるとの話と、ブレーキランプが点かないの不具合があったので伝説さんは補修部品としてリビルド済みのオルタネータ、プレーキスイッチをトランクの中に積んでいました。んで、実際にエンジンをかけてみると…。すぐにかかってくれます。しかし…ぐわしゃぐわしゃとかいういやな音を立てております。3人ともウォーターポンプの音とすぐに分かりました。オーナーさんにこれはウォーターポンプのベアリングががたついてる音ですよと報告。流石にウォーターポンプは持ってきてないので(伝説さんの家には在庫有)、だましだまし乗ることに。帰りまで持つことを祈って…。ブレーキの方を見てみるとなんとカプラーが外れているだけでした。でも今度はストップランプ点きっ放し。スイッチの根元のプラスチック部品(通称ゴリチク、ゴリラの乳首に似てるからだそうな)が割れてなくなってることが判明。応急処置でビニールテープを巻いて正常動作するようにしました。んで臨時運行許可証、仮ナンバーをつけて出発。とりあえず、ガソリンを入れないといけなかったので近くのガソリンスタンドの場所を教えてもらい、給油+洗車しました。そしてゴリチクの代わりにDAKARAの缶ペットの蓋を使い、ビニールテープで固定。これで耐久性は増しました。この旅行中はもつでしょう。というかこっちの方が耐久性がありそうです。
引き取りする車
足回りはメーカー不明の足回りが入ってます
リアも。しなやかな足回りです
カブルだけにエンジンはTURBO2
給油・洗車も終わったのでとりあえずは観光ということで、富良野方面に。ウォーターポンプの状態が状態なので60km/h以上は出さずに運転。天気は良かったのでフルオープンで走行。でいとなていさんは後ろではしゃいでおりました。いや〜、北海道の夏の気候でさらに道がいいのでオープンは最高に気持ちよかったですね。最高です。ほとんど信号がなくする〜といけていいですね。途中、ラベンダーの森という看板があったのでちょっといってみることに。カブルの前所有者の話では先週が満開だったとか。渋滞してすごかったと言う話を聞きました。ラベンダーの森に言ってみるとまだまだ満開でした。あたり一面ラベンダーの紫です。すごく綺麗でラベンダーの香りもいい匂いでした。ラベンダーの森を出発するとき、でいとなていさんがフェリーで飲み損ねたコーヒー牛乳を飲んでいましたが本人いわく、なんでここまで来て雪印のまなあかんのやと。そのコーヒー牛乳、よく見ると製造場所は愛知県。なんだかなぁ〜。で、観光の情報を仕入れるために本屋を探し回りました。コープ札幌があり、そこに入ってみることに。無事本屋があって情報誌を入手。私も帰りのフェリーで時間つぶしのための本にノスタルジックヒーローを買いました。そのすぐそばに薬局もあったのでコンタクトのケース、保存液も無事入手。これで一安心。
こ〜んな道がたくさんあります
一面ラベンダー
ラベンダー接写1
接写2
んで、本も入手できて観光コース決定。今日は北の国からのロケ地巡りとなりました。伝説さんは10年ぐらい前に行った時にも見に行ったそうです。まず最初は拾ってきた家の方に向かいましたが時間も丁度昼飯時だったのでその途中にある小野田の蕎麦屋に行って見る事に。一度、ロケ地の駐車場に入ってから蕎麦屋があった事に気づいてまたすぐに蕎麦屋までUターン。店内に入ると少し時間が早かったのかあまり人がいません。さらに店内を見回すと壁のあちこちに色紙が。そして食べていった人が置いていった名刺、カードなどなどものすごい数があります。んで、さっそく注文してそばを食べました。いや〜おいしいですね〜。信州あたりでもなかなかめぐり合えないレベルかも。しかも安いし。東海では岐阜の蕎麦屋がいいかも。
蕎麦屋の前にて
おいし〜そばです。
みんななにか置いていきます。私らも置いてきました
店の前で撮影してもらいました
おいしいそばを堪能した後、拾ってきた家のロケ地見学に。それにしても駐車場を見渡すとレンタカーが非常に多いです。フェリーや飛行機で来て現地でレンタカーというパターンが多いようです。さらにコルトのレンタカーが非常に多いです。フィットやビッツよりも多いです。関西、東海方面ではほとんど見られないコルトがあんなにたくさんあります。北海道と三菱はなんか関係があるのかな〜?んで、ロケ地は流石に家の中までは入れませんでした。まぁ当然と言えば当然かも。私はあまり”北の国から”を見てないのでよく分かりませんが、面白いものが見れたと思います。拾ってきた家の他にも2軒家がありました。写真いっぱい取ったので写真の方を見てくださいな。
廃棄物の説明がありました
こちらはロケーションマップ
拾ってきた家。タクシーの窓にクレジットカードのマークが
すみえの家だそうな
五郎の4番目の家
生活感がかなり漂ってます。シャツあるし
雪子のアトリエ
スバルの軽2気筒エンジン。REXあたりかな?
バイオ発電だそうな。これで発電できるのか?
これちゃんとベアリング入っていてちゃんと回りました
えらく古いナショナルの自転車
移動の最中に撮った畑
そして02遺言のロケ地を出発して次は五郎の石の家のロケ地に。ちょっとした坂道を登って林を抜けると一気に開けて原っぱに1軒の石の家が。これが撮影に使われた家のようです。伝説さんが前回に行った時はもっと近くまで見学できたようです。やはりいたずら防止のためでしょうか。今は遠くから眺めることしか出来ません。んで、駐車場に戻る途中にお土産屋があってその横に、五郎が使っているトラック、日産ジュニアだったかな。これも展示してありました。錆穴が多く、シートは背もたれが破れてて生活感がある車とはちょっと違ってたかも。いわゆる放置車両みたくなっています。その車両の横には耕運機やトラクターも置いてあります。丸めてある藁がいい味出しています。そういえば一台はFIATだったけな。その近くの民家にもFORDの耕運機があったような…。さらに兎、牛などがいました。兎は子供もいてちびっこくて可愛いです。そしてここでもラベンダーが満開です。蝶々や蜂などが一生懸命蜜を吸ってました。このときでいとなていさんが指を立てたらトンボが勝手にすーっと止まって来ました。ずっと止まってるのでデジカメで接写しました。なかなか撮れるものじゃないのでここぞとばかりに写真撮り捲ってました。んでここのお土産屋でソフトクリームを食べた後、メロンを買って宅急便送り。買ったメロンはマスクメロンで緑豊メロンと言うものでした。3玉で2400円。安いです。さすがに夕張メロンは高くて手が出せません。すごくおいしいですが…。
石の家。今はここからしか見れないようです
雑木の合間から見えた山
五郎の車。いい感じにぼろぼろです。目指せ草ヒロ
味のある風景です
ちび1
ちび2
トンボが一休み
羽下ろしてます
この耕運機、FIAT製らしいです
蝶々も食事をしておりました
これ、なんていう蝶でしょうか
次は丸太の家、愛の家の方に。ここの駐車場でもレンタカーが非常に多い。半分以上がレンタカーでした。仮ナンバーはうちらだけ(当たり前)。丸太の家は中も見学できました。とても生活感があります。そういえば入口に丸太の家の保存に協力の募金があった様な気がします。愛の家の方は撮影からすでに15年以上経過していて建物が相当老朽化してます。屋根はさびてて屋根自体も中心がちょっと下がっています。家の前にも注意書きもありましたね。当然、家の中にはは入れませんでした。そういえば家のすぐ横に五右衛門風呂がありましたね。冬のとき、外で火を焚いている人はとても寒そうですねぇ。これで”北の国から”のロケ地は全制覇!!コンプリートしてしまいました。
丸太小屋に向かう最中
なんか暖かそうです
丸太小屋の全景
お土産矢にあった花を接写
別の角度から
愛の家…全体的にぼろぼろ
室内もそれなりに老朽化
屋根が真中あたりで凹んでおります
あとは札幌に向かって出発。山の中を通って占冠(しむかっぷ)の道の駅で途中休憩。駐車場に車を停めてみると、奥の方にステージがあって、祭りが近々あるらしく踊りの練習をしていました。トイレ休憩の際に伝説さんが髭剃り。でいとなていさんも髭をそりにトイレに。かなり時間かけて剃っていたな〜と思ったら剃刀恐怖症だそうな。痛いものがかなり苦手のようです。ほんとに恐々と剃っていました。私もShickFXとかガードのついた奴しか剃ることが出来ませんが…。電気剃刀は持ってません。程よく休憩して再出発。
一路札幌へ。札幌までずっとこんな道でした
5/1に熊が出たばかりのようです
道の駅にて一枚
果たして無事に辿り着けるのだろうか…。うしろにセリカが
道はかなりよく流れていたため夕張から高速に乗る予定だったのを変更し、国道で行くことに。このあたりも延々と田園風景が続きます。ちょっと街中になってきたところで…とうとう恐れていた最悪の事態が!!ウォーターポンプを回すベルトが鳴きだしてきました。きゅ〜〜〜〜ぅぅぅぅと時々鳴いております。おまけになんか冷却水の匂いが車内にしてきます。道端に車を寄せて停め、エンジンルームを見ると見事にウォーターポンプから水が漏れています。リザーバータンクは空。ラジエターキャップは冷たくて空けてみると水がありません。とりあえずだましだまし走ってなんとかコンビニに到着。空いたペットボトルで水を入れて冷却水を補充。何回か冷却水を足した後、ようやくホンダのディーラーが!!でも道を間違えて遠ざかってしまいました。途中なんとか左折できるところにたどり着き、右側にホンダ部品販売が。中に入ると部品販売でも農業用とか雪掻きの部品販売でした。結局先ほど発見したディーラに戻って在庫問い合わせに。しかし札幌市内には在庫がなく、本土から取り寄せに。速くても4日にしか到着しないとのこと。どうしようもないのでそのまま札幌に。途中カー用品店に立ち寄り、エンジンオイルの添加剤と補充用に1Lオイルを買っていきました。がしゃがしゃ音を立てながらもなんとか今日の宿泊地に到着。ひやひやものです。伝説さんは極度の緊張によりクラッチを踏むたびに足が震えて脂汗もかいてました。ベルトが鳴いたらクラッチを切ってなんとか音が正常に戻したり綱渡り状態でした。
なんとかホテルに着いて晩飯のジンギスカン食べ放題を食べに札幌ビール園にタクシーで行ってきました。このときばかりは車のことは忘れてビール飲みまくり肉食べまくりでした。ホテルについた後は明日に備えて二人はゆっくりと就寝。私はH"でネットにつなげてたまってた日記の更新。寝たのは2時30分でした。そして明日は車の状態が芳しくないので予定してた小樽には行かずに札幌市内を観光することになりました。二条市場あたりでいくら丼などを食べる予定。明日は無事にフェリーターミナルまでたどり着けるのか…。