2003.07.30〜08.03 北海道遠征ミッションその3


 北海道も今日で最後。朝、8時ごろ起床。で朝食はホテルのバイキング。朝食を食べ終わってから本当は小樽まで足を伸ばす予定でしたが、ウォーターポンプがかなりやばい状態になっているので予定変更して札幌市内巡りに。まずは札幌時計台。そして札幌テレビ塔。そのあと二条市場に回ってお土産を物色。その前に丁度昼飯時だったのでまずはいくら丼を食べにいくことに。市場内でみつけたところで580円という格安のいくら丼が。早速ここでいくら丼を注文。堪能してまいりました。そして再びお土産を物色。ロイズのチョコで新作が出ていたので買ってみることに。おいしそうです。ついでに夕張メロンの小枝も購入。そして海産物は魚屋なのにブッチャーという名前がある魚屋でいくら300gと馬糞うにを買って行きました。二つで5000円なり。そのままクール航空便で送ってもらいました。ついでに他のお土産も一緒に入れてもらいました。女将さんの粋な計らいにより荷物が大分減ってとても楽でした。

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一直線!!っていゆか何もないぞ〜

芦別の駅ホーム。のどかです

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これが580円のいくら丼。結構量あります

伝説さんのにこやかな顔

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でいとなていさん。不思議なポーズです

 んで、お土産も買ったので今度は伝説さんが本願寺に行こうということで行って見る事にしました。ここの本願寺に知り合いがいるようです。本願寺まで歩いていく最中、変な建物を発見。建物全体が顔になってて非常に気色悪い建物でした。アル意味面白いのでこれはこれでいいんですが…。で、路面電車もちょうど走ってるところが見れました。愛知県だと豊橋の方にしか走ってなかったかな?数年前まで名鉄も路面がありましたが…。あれは車で走るとちょっと怖い。話がそれました。本願寺についてまずはお参り。賽銭箱に25円入れて来ました。そのあと、伝説さんの知り合いと連絡をとったのですが丁度、御呼ばれしてたらしく電話だけで終わりました。本願寺を出たあとは賽竜というラーメン屋で塩ラーメンを食べてきました。なにやら芸能人の色紙がいっぱいです。若い頃の少年隊とかかなり古いのもありました。長嶋茂雄のもありましたね。どうやらかなりの有名店みたいです。

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これが変な建物です。こわい

路面電車です。にゅ〜とか言って走ってました

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寺の門。すぐ横には学校がありました。

寺の境内。蚋がいっぱいでした

 そのあと、タクシーで札幌駅に向かい、駅で帰りの切符を買って行きました。私の分で、敦賀から名古屋までと22210円でした。んで、せっかくきたんで三人で記念撮影。そしてふと横を見るとクルマが二台ほど置いてありました。ハマーが置いてあります。どうやら駅前にディーラーが来ていたようです。ハマーは借り物だそうで、残念ながら中は見れませんでした。スペック見てみるとやたらとでかい…。家の駐車場入れないぞこれ。全幅2m超えてます。こんなのは維持するのに大変だよな〜と思ってみておりました。んで、ホテルに戻って一服したあと預けてた荷物を引き取り、車に乗り込みました。果たして無事に辿り着けるんでしょうか…。

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駅前で取ってもらいました。このあとの悪夢を知らずに

ハマーとキャンギャルでした

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リンタクもいました

ホテルのロビーにて一服。いよいよ出発です

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kazzeeさんと同じバイクです。右ミラー割れてました

 

 んで、苫小牧に向かう前に一軒よるところが。伝説さんがヤフオクで落札したスペイシーの部品を取りに行くとのこと。伝説さんのこういう段取りの良さにはいつも脱帽です。場所はここからちょっと行った所なんですが…。向かう途中とうとう最悪の事態が!!ウォーターポンプがついに固着して断末魔の叫び声と共にベルトはぶっちり!!インパネには当然CHARGEランプ点灯。はっきり言ってかなりやばい状態です。ウォーターポンプが固着してて冷却水が循環できません。ぐんぐんと水温が上昇していきます。近くのコンビニで停車、ボンネットを開けてチェックするとベルトは切れていました…。ウォーターポンプは完全にいかれててもはや手で回らないほど固着してしまいました。

 ふと見るとホンダWING店が。この店がちょうど今から行くところでした。とりあえずなんとか走れる状態にしたかったので色々思考して結果、切れたベルトをオルタネーターだけにかけれるように短くしてベルトを再生してみることに。WING店に道具があったので借りることに。最初はステップラーつなぎ合わせてみました。わりとでかい奴でしたが…。早速ベルトをかけエンジンをかけると…。あえなく失敗。最初にかなりトルクが掛かるようです。引っ掛けてあるだけではどうも駄目なようです。このときでいとなていさんはステンレスワイヤーでドリルで穴を開け、その穴にワイヤー通してワイヤーロックすればいけるんじゃないかと。

 とりあえず、部品を積んで、冷却水補充のための水をたっぷり貰って(ペットボトルをくれました)、教えてもらったホームセンターに行って材料の買い出しに。ホームセンターで2mmのステンレスワイヤー、バッテリー×2、ラジオペンチを購入。汎用ベルトは探してみたんですが結局置いていませんでした。私はついでに食料買い出しに。そうしてワイヤーロックして再生できたベルトをかけてエンジンスタート!繋ぎ目で音がするものの発電してる模様。なんとか走れそう。時間も4時間ほどあるのでなんとか間に合いそうです。ホームセンターから苫小牧までおよそ60km(フェリーターミナルは東高だったのでそこから+10km)。無事に辿り着けることを祈りながら出発。

 札幌市内で少々渋滞があり、停車のたびにエンジンを切って水温上昇を抑えていました。が、渋滞を抜けるとなかなか停車しないので水温が結構上がってきます。うまく粘って一旦停車。ボンネットを開けて冷却水のチェック。ウォーターポンプが回ってないので冷却水の漏れはほとんどなくなっています。んで、貰った水をカムカバーにかけて冷却。原始的な冷却です。でもかなり効果が高くよく冷えてくれました。

 再出発してまたまた信号が少ないところに。停車する機会がほとんどありません。しかし下り坂が多かったので、下り坂ではエンジンを切って惰性で走り冷却していました。これがかなり効果が高く、停車の数を減らすことに貢献しました。勢いがあればイグニッションONにしておけばクラッチつなげるだけでエンジンが掛かりますし、バッテリー保護にも良かったようです。ただ、エンジンが動いていないと当然、ブレーキの倍力装置が働かないので思い切り踏まないと止まってくれないので要注意です。その辺に相当気を使わなくちゃいけないのでドライバーの伝説さんは大変だったと思います。

 走行しながらなんとか苫小牧市内に到着。ここで一旦コンビニで小休憩と帰りのフェリーでの食事の買い出し。止まったついでなのでエンジンにも水をかけて冷却。冷却水もちょっと補充。あとちょっとでフェリーターミナルです。出発してとりあえず何事もなかったんですが到着直前にものすごく濃い霧が!もう5m先が見えません。我々の行き先がまったく不透明なのを暗示してるんでしょうか。とにかく凄い濃い霧でした。このあたりから大分バッテリーが弱ってたらしく、セルの動きも弱弱しくなっていました。ベルト保護のため2000rpm以上回転をあげず、ヘッドライト点灯のため発電が追いついていなかったと思います。

 で信号でエンジンを切って停車しようとすると信号が青になってしまいました。勢いが弱くなってクラッチつなげてもエンジンが掛かってくれません。セルを回したんですがセルが動いてくれません。とうとうバッテリーが上がってしまいました。交差点のど真ん中で止まってしまったので、危険回避のため降りて車を押すと結構勢いがついてなんとか押し掛けが出来ました。もうエンジンは止めれません。でもエンジンを止めないと水温が…。このジレンマは最高にストレスが貯まります。

 フェリーターミナルの案内の看板が見えて交差点を右折したんですが、濃い霧のため伝説さんはもうちょっと先でしかも車線が広いと思ったらしく結構スピードが乗っていてあやうくアンダーステアで外に出るところでした。霧はさらに濃くなって視界2,3mぐらいでした。なんとかフェリーターミナルに到着し、フェリー乗り場の駐車場まで辿り着いたんですが…。ガードマンの指示で入ろうとしたところ…目の前に目的地が見えて緊張感が抜けてしまったのか伝説さんの左足がすっと上がってしまってエンスト。助手席から降りてすぐさま押してフェリー乗り場に辿り着きました。本当にギリギリでしたねぇ。ガードマンには”これ、乗るときはどうするんですか”と言われるし。ここまで来ればもう一安心。出発まで二時間半ほど余裕があります。とりあえずバッテリー交換して搭乗手続きに入りました。帰りは雑魚寝の部屋なんで場所取りにでいとなていさんと私は先に船に乗り込みました。

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ちょっとくたびれていますね。コンビニの前にて

フェリー乗り場でバッテリー交換

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4,5m先はもやっとしていて見えません

乗り込んでとりあえずお疲れのイェ〜イ。ぐったり気味です

 船に乗ってお疲れの乾杯。ほんとに伝説さんは運転に気を使って疲れたと思います。でいとなていさんはあの状態でも部品を治して使う工夫をしてました。本人曰くレース仲間たちに大分鍛えられたとか。私は発想は出来ても実際に治すことは出来なかったかも。この3人がいるとなんとかなってしまったのは本当に凄いと思いましたね〜。絶対に忘れないでしょう。最初にベルト切れた時は伝説さんはかなりテンパってたと思いますがなんとか無事に帰れました。んで、でいとなていさんの協力により鶴賀にカブルを置いていき、友人の車を借りて大阪に帰還。その夜にキャリアカーにて積載して伊丹に持って行くことが出来ました。最悪の場合はレンタカー借りて牽引していくという手もありましたがなんとかなりましたね〜。

 そしてフェリーに乗っているときに気付いたんですが乗員が行きの時と同じ顔でした。聞いて見ると社員の人は20日働いて10日ほど休みなんだそうな。売店の人はアルバイトでした。結構給料も良いみたいです。それと帰りはよく晴れてたらしく、日の入りが綺麗に見えたそうな。分かってたんですがついつい寝てしまいました。でいとなていさんは写真に収めれたそうです。

 20:15に到着し、ここで関西組みとはお別れ。バスにて敦賀駅に向かいました。ここでも行きと同じく、電車がギリギリです。帰りもダッシュするとは思いませんでした。もうちょっとダイヤに余裕があると良いのに…。これを逃すとまるまる一時間遅くなってしまいます…。こうして北海道遠征ミッションはなんとか無事に終了。関西組みはミッション2がまだ残っていますが、これは無事に終わったようです。カブルは伝説さんの家に無事到着。でも北海道は今回二回目ですがやっぱり良いところですね〜。夏に行くと涼しくて非常にいいです。ただ食べ物がうまくて太って帰ってくるのは確実です…。頑張ろう…。

  おしまい!!


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