ばーちゃるGP

93年11月
製作期間:ポリゴンエンジン半年 オープニング2週間 ゲーム2週間

F1に見える…かな?
奥のタイヤが…
 3DCGに開眼して、はじめて作ったゲーム。
 ポリゴンエンジンは相当時間をかけた割には、いまいち中途半端な代物だった。
 この頃から、一部アセンブラを使うようになったのだが、必死になってCのコードをアセンブラに書き直してもあまり速くならず、GCCの最適化の凄さを思い知ったのだった(描画部分に関しては、movemを使いまくったので、相当速くなった)。

 オープニングはちゃんとリアルタイム計算−描画していた。今見ると、当時燃えていたバーチャレーシングとスターブレードの影響を受けているのがよくわかる(単なるパクリだという説もあるが)。

じゃじゃーんとタイトル
 いかに少ない面数(16面)でF1マシンっぽくするかに四苦八苦して、CAD.Xと毎日 にらめっこしていたのも、今となっては虚しい…懐かしい思い出だ。
 で、肝心のゲームの方だが…はっきりいっておもしろくなかった(作った本人が言うんだから間違いない(^_^;)。
 敵車も出てこないので、ただただ1人で走るだけ。しかも、車の挙動もいい加減だからタイムアタックも熱くない。
 客が、ゲームの途中でパッドを放り出してしまう(これが一番、悲しい…)確率は、このゲームが一番高かっただろう。

立体交差の入り口
いんちき臭い上視点
 垂直同期割り込みをつかって、秒間15枚書き換えはなんとか維持していた。
 そういえば、非常にいんちき臭い視点変更を見て大爆笑した友人がいたなぁ。ウケ狙いした訳じゃないのにぃ…。
 背景は水野氏、大きな数字のフォントは森本氏に描いてもらいました。

オープニングのタイミング合わせが面倒くさかった:★★★★★★☆☆☆☆
ポリゴンエンジン作るの大変だったなぁ:★★★★★★★★☆☆
視点変更のインチキ臭さ:★★★★★★★★★☆
クソゲー度:★★★★★★★★★★


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