Cheap Racer

94年11月
製作期間:筐体回り1週間 ゲーム2週間

ちーぷレィサー!!
スタート!!
 「ちーぷレィサー!!」と、聴かなきゃわからないチープなオープニングボイスで始まるこのゲーム。内容も、非常にチープでばーちゃるGPをちょいとバージョンアップしただけの代物だった。

 目にみえる変更点は、ライバル車が加わった事。非常にありがちだが、敵車は以前にプレイしたデータをトレースするだけのゴーストカーだった。よって、当たり判定は無い(この辺が、チープレーサーたる由縁)。
 この敵車のおかげで、10Mhzでは処理落ちするようになってしまい16Mhz准奨となった(手抜き)。

どう見ても箱だ…
 ソフト的には、大した進歩が見られなかったこのゲームだが、なんといっても一番の売りは筐体だった。
 某ルートから手に入れたター○アウ○ラ○のアップライト筐体のハンドル部分を、亀田氏製作のA/Dコンバーターで繋げ、ジョイスティックでは味わえない臨場感をかもし出していた(と思う)。
 だがハンドルの豪華さに比べ、洗濯ばさみに水銀スイッチを2、3個つけてちょいとデコレーションしただけのアクセル、ブレーキはあまりにもチープだった(他に手がなかったんだぁ)。

筐体との接続部は
亀田氏が製作
 さて、いざ展示してみるとアクセルに足が届かないお子様が続出。何を血迷ったのか、適当に設置してあるハンドルをがんがんと叩くクソガ…お子様もいた。
 また、予想していた事だったが、敵車が自動車に見えない、という意見も多かった(私にも見えない(^_^;)。「この四角いの何だろう?」という子供の素朴な疑問が、チクチクと私の心に突き刺ささるのだった…。

チープなオープニングボイス:★★★★★★★★★★
ハンドルの豪華さ:★★★★★★★★☆☆
アクセルのチープさ:★★★★★★★★★★
クソゲー度:★★★★★★★★★☆


Back!!