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2006年12月12日(火) [n年日記]

[天気:雨]

#1 thinkcopyright.org

先日は仕事が忙しいにもかかわらず、「著作権保護期間の延長問題を 考える国民会議」のシンポジウムへ行ってきました。

なぜかJLAが後援という形になっていますが、これは単に主催側からの 要請があったからです。
JLAは、「ソフトウェア全般はライセンスという形で 運用されており、それは著作権に依拠しているので延長には賛成も 反対もしない。ただし議論が深まることには意義があるので 後援をする」という立場をとっています。個人的には多いに異義がある ところなのですが、いちおうそうなっています。

会議の内容は、特にどちらか片方によることもなく両方の意見が 述べられていました。個人的な感想としては、延長派は感情に訴える 手法をとっており、維持派はもう少し論理的な攻めかたをしている ように感じました。

なんにせよ、もっと議論は深まってほしいところです。願わくば、 無制限に延長されることのないように進んでほしいところです。
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2006年12月13日(水) [n年日記]

[天気:曇]

#1 a crazy idea: Learning Copyright Law by famous comics

なんだか最近「有名マンガに学ぶ〜」というシリーズが人気らしいので、 自分もネタだけ考えてみました。

「有名マンガに学ぶ著作権法」というのはどうでしょうか。単なる 妄想なので、自分ではもちろんやりません。
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#2 remember GPLv3 Conference - license compatibility

仕事が忙しい中、覚えているうちに書かないと忘れてしまいそうなので 余裕があればとにかく記録を残してゆこうと思います。今日は ライセンスの互換性に関してです。

端的にいえば、GPLv3ではApache LicenseやOpenSSL、MPLといった 主要なライセンスとの互換性がとれるようになります。一方で、 GPLv2との互換性はとれません。

これは、現在のドラフトでいう7条の"Additional Term"によって 実現されます。基本的に、緩める方向での追加条件であれば 追加してよいというものです。先日書いた LGPL についても、この条項によってLGPL向けの条件を追加するという方向で 実装されます。

しかしながら、この条項の存在自身がGPLv2との互換性を失わせるという 事態を引き起こしてしまいます。とはいえ、"GPLv2 or later"であれば その問題は実際には発生しないわけですけれども。

このことは非常によい方向へものごとが向かうだろうと思います。
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2006年12月14日(木) [n年日記]

[天気:晴後雨]

#1 NOTICE: my GPLv3 conference impression

まず最初に、過去のエントリで一部誤認がありましたので、それを訂正します。
これまで書いてきたGPLv3についてのエントリですが、大半は日本語IRC log に基づいています。英語の講演に関しては同時通訳に頼った部分が大きく、 またlogへ落とす際にはロガー個人の理解や思い込みも含まれるので、 事実誤認が含まれることがあります。
今後ログを公開する予定ではありますが、そういったことを理解した上で 見ていただければと思います。

さて訂正箇所ですが、 remember GPLv3 conference - Tivolisation の最期の段落、「GNU Project全体では、GPLv3への変更にあたって 再度開発者全員との License agreementを結ぶそうです。」です。
この箇所は私がIRC logをとっていたのですが、おそらくはわたし自身が 誤解をしてしまったのでこのような理解になってしまいましたが、 事実は異なります。
正しくは「GNU Project全体で、各プロダクトをGPLv2からGPLv3でre-licenseする」 です。謹んでおわび申し上げます。
御指摘をくださったg新部さんに感謝いたします。
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2006年12月16日() [n年日記]

[天気:晴]

#1 Binary 2.0 Conference 2006 Presentation

先日行われたBinary 2.0 Conference 2006の発表資料をTrac Wikiに 掲載しました。詳細はまた後日。

update:

LTなのに時間を超過した点が不評だったようです。 過去に竹迫さんがLC2006のLTでも時間超過をやっていたので、最初から意図して やったのですがいまいちのようでした。
まあ次はちゃんと5分に納めるようがんばりますよ。今回は仕事とGPLv3カンファレンス の余波もあって十分な準備ができなかったのが敗因です。

むしろこれをばねとして、次回は名誉挽回をすべくとっておきのネタを 披露するので、期待していてください。そして相方とネタ合わせをどこかで やらないといけません。これをどうしたものか...
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2006年12月18日(月) [n年日記]

[天気:晴]

#1 lost mass mail...

間違って今朝から1万通ぐらいのemailを消してしまいました...

spamを消すつもりで、直接Maildirにあるファイルを消そうとしたら 間違ってinboxの方を消してしまいました。find/rmで消したので 復旧は絶望的です。
大半はMLなのでそんなに痛くはないのですが、返事を付けようと 思って未読マークを残したままのメールが消えたのが非常に痛いです。 幸い、朝方に「今日はこれだけの作業をしなければ」とメールから 紙にメモを書いておいたので死ぬという程ではないのですが、 ちょっとしたショックです。
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#2 Cheat Education

「チープ教育」に触発されて、「チート教育」という概念を提唱してみました。 詳細はTracの方を御覧ください。
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2006年12月19日(火) [n年日記]

[天気:晴]

#1 bbs for ASCII 1.0

昨日は風邪を引いてしまい、午後半休をとっていました。
それはともかく、暫定措置として くっつきBBS をTracに置いてみました。jsも取り込むようにしてみたのですが、 まだうまく動作していません。理想はTrac Wikiに直接埋め込めること なのですが、当面はこれでしのぐことにします。
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2006年12月20日(水) [n年日記]

[天気:晴]

#1 Re: BBS for ASCII 1.0

くっつきBBSについてのその後です。結局JavaScriptでくっつけることは あきらめて、Trac Wiki Macroを書くことで対応しました。

てきとうにlogを読み込んで、jsと同じような形式で出力させています。 ソースコードは以下のような感じです。
import re
def execute(hdf, args, env):
    name = []
    text = []
    ret = ""
    f = file("kblog/%s.log" % args)
    while 1:
        try:
            name.append(f.readline())
            text.append(f.readline())
            f.readline
        except: EOFError
        break
    r = re.compile("\"([^\"]+)\";")
    for i in range(0, len(name)):
        n = r.search(name[i]).group(1)
        t = r.search(text[i]).group(1)
        ret += "<p><span class=\"canchor\">_</span>\n"
        ret += "<span class=\"commentator\">%s</span>\n" % n
        ret += "[%s]</p>" % t
    return ret
いまのところ「最新n件」という表示になっていませんが、それを見越した コードにいちおうしています。
結局、BBSの書き込み部分しか使っていないので、くっつきBBSを採用した 意味はあまりありませんでした。とはいえ暫定処置なので、もっと いい方法があれば変更するつもりです。
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#2 remember GPLv3 conference - Intellectual Property

あやうく忘れそうになるこのシリーズですが、まだまだ言及すべきことは あるので続けたいと思います。今日は「知的財産権」について。

FSFは、「性質の異なるさまざまな権利を『知的財産権』とするのはおかしい」 という立場をとっています。そのことがGPLv3カンファレンスでも何度も 出てきました。
ちょうどここ数日、 「著作権は財産権ではない」 というエントリを池田さんが書いていますが、まったく同様の主張が GPLv3カンファレンスでもありました。実際、著作権というのは あくまで一時的に一方的な権利をあたえているのに過ぎず、公共のものとして 扱われることで文化に大きく寄与することを期待しているものであるはずです。

財産でない著作権を「知的財産」というくくりにすることで、財産であるかの ように見せかける言葉である、というのがFSFの主張です。
しかしながら、日本では 知的財産権基本法 という法律で定義されてしまっています。おそらくはアメリカの意向が 強く反映されたものなのでしょうが、このことによって多く人が 「著作権は財産なんだ」と誤解していることだろうと思います。

FSF-LAの人は「他にかわる言葉を考えてみたが、思い付かなかった」と いっていました。そもそも性質の異なるものをいっしょくたにして 論ずるような言葉は作れないのだということを示唆している一言だと 強く感じます。
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以上、7 日分です。
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