Text::ChaSenは、奈良先端科学技術大学が開発した日本語形態素解析 ソフトウェア 茶筌を、perlから利用するためのモジュールです。
同様のものに 茶筌サーバとそれをperlから利用するためのモジュールがありますが、 こちらのモジュールはスタンドアロンに動作する点が異なります。
ChaSen 2.3.x 以降より、ChaSen 側で C++ template libray darts を
利用するようになり、この module を build する際に C++ libray のリンクが
必要になりました。
Makefile.PL の WriteMakefile に 'LD' => 'c++' 等を追加するか、
LIBS に -lstdc++ 等を追加して下さい。
pod の記述の不具合について、川合さんより報告がありました。次回のバージョン でこのミスを修正する予定です。 ChaSen.pm-1.03-pod-fix.diff が修正用差分ファイルになります。(2000/12/18)
Text::ChaSen 1.01において、 Perl 5.004_0x 系の古いものはPL_na というシンボルが扱えないために コンパイルできない問題があります。0.20もしくは1.02 を使用して下さい。(2000/04/06)
今のところ Namazu での利用に必要な関数しか実装していません。要望があれば考慮します。
こちらで試した限りでは、libchasenをrelocatableに(例えばgccなら -fpicオプションをつけて)作成する必要がありました。環境によっては 不要かもしれません。
Text::ChaSen は ChaSen 2.0 専用です。ChaSen 1.51 以前では Text-ChaSen1-0.13.tar.gz を利用して下さい。
Text::ChaSen1 は、ChaSen 1.51 に対応した perl module です。
ChaSen 2.0 が release されたので、今後 ChaSen1 の積極的なメンテナンスは 行わない予定です。
Last modified: 03/10/13
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